年齢を実感してきて
株価が乱高下しているとき、それは「将来に対する不確かさ」によって売られたりするらしい。要するによくわからん状態だから株なんてリスク資産持ってられねぇ!という民衆の心理が表現されていると考えることができる。
ところで話は変わるが、昨年末から今年初めにかけて自分の体調が芳しくない。健康診断も問題ないし、精密検査も一部してみたが結果は問題なし。しかし食が細くなったりして体重がだいぶ落ちている。確かに30代も半ばを過ぎ、初老の仲間入りを果たそうとしていることからも何かしら心身に不調をきたすことは想定内である。
不安感があるとはいえ、多少増えていた体重が減ったことは悪いことではないし、このまま体調が戻れば問題ないわけである。そう思うことにした。
こういった自身の体調不良から、即死の確率がだんだん上昇する年齢に差し掛かっていると感じ、将来に対する不安要素を可能な限り取り除きたいと思った。
思い起こせば2016年から投資を始めたのも将来に対する不安(≒金)を減らしたいとのことでスタートしたのだ。コロナ真っ只中の時にはエンディングノートも書いた。そうなってくると、金以外にも不安は可能な限り取り除きたくなるものである。
そう、心身の健康についてである。
自身については食を見直し、生活リズム、睡眠など基本的なことを少しづつ可能な範囲で変えようとしている。そのうち運動も再開し、長期的に健康な体を維持できるようにするつもりだ。趣味的にやってみたい事柄もいくつかある。
一方で嫁の方はそういった考えに乏しい。好きなものを適当に食べ、夜更かしをし、運動もほぼせず、仕事はしていない専業主婦。過去のつらい経験から働くことに抵抗ができたこととか、自信を失ってしまっていることとか、色々あるのはわかっているつもりだ。働けとは言わない。せめて自身の健康には気を付けてほしい。
近い将来俺は死んでしまうかもしれない。いつ死ぬかもわからない。だからいざそうなった時生きていけるように今から自信を取り戻してほしい。将来に対する不安を取り除いてほしい。あまりに楽観的過ぎて逆に俺が不安でストレスがたまりつつある。
元は他人だし、自分が死んでしまえば知ったこっちゃない、勝手にすればいいという人もいるだろう。だが俺にはそんな冷たい考えにはなれない。家族じゃないか。
じっくりゆっくり、一緒に健康に向かって歩いて行こうと思っている。